そこへKがカメラを片手に出てきて
「写真撮っていいですか?これも罰ゲームなんで」
ピザ屋の兄貴は一瞬考えて
「いや、それは困ります。お金もらったら帰りますんで。」
ヤバイ!と思いつつちょっとホッとした俺。
兄貴が帰ろうとしたとき
「1枚だけなんでいいっすよね!マジ1枚だけなんで!」
しつこいぞK!
ピザ屋の兄貴は
「ほんとすいません。もう帰らないといけないんで」
といい出て行った。
数分のことだったが俺には数秒に感じられるぐらい一瞬の出来事だった。
注文したピザを持ってみんなのいる部屋に戻ると大爆笑で盛り上がっていた!
「マジすげーよ!全裸だぜ全裸!」
テレ笑いするしかなかった・・・
「冷めないうちに食おうぜ!」
さっきの出来事で盛り上がりながらピザを食う野郎ども。
俺はさっさと服を着れば良かったんだんだが、暑さもあって全裸のまま腰にタオルをかけて食っていた。
Mサイズのピザはすぐに無くなり
「なんか足りなくねえ?もう一枚注文しようぜ!」
Kのその言葉・・
嫌な予感だった。
「さっき写真撮れてねぇんだから罰ゲーム終わってねぇよな?
また違うピザ屋で注文しようぜ!
みんな食えるだろ?」
「そうだな!もう一回やろうぜ!」
かんべんしてくれよ・・・・
抵抗むなしく2回目のチャレンジ??が決定してしまった。
また30~40分後にピザ屋がやってくる。
俺は全裸で出ることより写真を断られるのが嫌になっていた。
実行する俺をよそに残りの奴らは綿密に計画を始めていた。
①まずお金を払ったら写真を撮らせてくれないだろう。
だから清算の前に写真をお願いすること。
②どうしてもダメならピザ屋の顔を隠すのはOKにしょう。
③金はカメラマン役のKが持っているようにする。
以上
どうしても撮らせたいらしい・・・・
「ブ~ン・ガタン」
来た!ピザ屋!
全裸でドアを開けると今度は大学生風のイケメン兄貴!
一瞬驚いた様子だったが、じーっと俺の股間を見てる。
「すいません。こんな格好で驚きますよね。罰ゲームなんっすよ。」
イケメン兄貴を玄関の中に入れピザを受け取る俺。
「すいません、お金払う前にお願いなんですけど写真1枚撮っていいですか?
罰を実行した証拠を他の奴らにも見せたいんで!」
普通にお願いするK。
なんだかさっきより説得がうまくなっている気がする。
お金をもらえないと思ったのかピザ屋のイケメン兄貴は即答で
「いいですよ1枚だけなら」
だと。
えっ?いいの?
俺は玄関を降り、ピザ屋のイケメン兄貴と並んだ。
「じゃいきますよ!」パチリッ!
全裸の俺の横で笑顔のイケメン兄貴。
礼を言い金を払うと、ピザ屋イケメン兄貴は帰っていった。
部屋では写真を見て大爆笑!
みんな俺のチンポ見てる・・・
もう隠す必要なんてない!
全裸で飲んでやるぜ!
こうして俺の『全裸宅配ピザ受け取り』は終わった。
これが証拠写真。
1枚しかないと思った写真だったが、実はKが何枚かとっていた。
よく見ればピザ屋の兄貴の目線が俺のチンポを凝視している・・・